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第63回 入学式を挙行いたしました。

第63回入学式を挙行いたしました。

269名の新入生を迎え、新しい春が始まります。

関係各位からたくさんの祝電を頂戴いたしました。

ありがとうございました。

校長式辞は以下の通りです。

 

式 辞
新入生の皆さん、入学おめでとうございます。
教職員を代表し、皆さんの入学を心より歓迎いたします。
また、本日ご列席をいただきました保護者の皆様には、心よりお祝いを申し上げます。
さて、新入生の皆さん、いよいよ高校生活が始まります。
本校での3年間は、皆さんが社会人へと成長するための、とても重要な時間です。
勉強はもちろん、さまざまな学校行事や部活動など、多くの仲間との集団生活を通して、豊かな人間性や社会性を身に着ける大切な時間になります。
これまで皆さんは、コロナ禍という想像もしなかった制限をされた中学校生活を過ごして来ました。
この3年間で、私たちの日常生活や社会も大きく変化をしました。
その経験から皆さんの中には、既に新しい時代を想像し、新たな目標を立てている人も多いはずです。
これから迎える新しい社会でどう活躍するか、そのために必要な力は何かをしっかり学んでほしいと思います。
そんな皆さんへ、本校で有意義な学校生活を過ごしてもらうためのアドバイスを送りたいと思います。
1つ目は、「誠実な生き方を心がけることです」
誠実さとは、正直なこと、約束を守ること、また、相手の気持ちを考え、思いやりを持って行動することです。
今、世の中には、私利私欲のため平気で人を騙したり、傷つけてしまったりする人が増えています。
誠実な生き方は、そういう行為を許さないという姿勢です。但し、常に誠実かどうかを問いかけていると窮屈な
生き方に感じてしまうので。自分が気持ち良く生活することで、周りにいる人も気持よく過ごせているか、考え
て行動してみてください。その気配りが誠実な人柄を作ります。
2つ目は、「感謝の気持ちをきちんと相手に伝えることです」
 これまで皆さんは、育ててくれたご家族やお世話になった多くの人たちへ、感謝を表す場面がたくさんあったと思います。様々な分野で人から尊敬される人格者たちは、相手に感謝を伝えることが大変上手だと思います。
人の何倍も努力し多くの失敗や挫折を乗り越えて目標を達成した偉人たちは、決して自分をおごることなく必ず応援し支えてくれた人たちへ、心を込めて感謝を伝えることができます。
「ありがとう」という言葉は、幸せを呼ぶ魔法の言葉と言われます。
相手に素直に感謝を伝えられる人は幸福を感じる感度が高く、いつの間にか謙虚さが身についているはずです。
誠実な生き方を実践し素直な気持ちで感謝を伝えることができれば、必ず多くの人から慕われ良き仲間に恵まれ、充実した人生を送ることができると思います。
本校での3年間が、みなさんにとって実り多いものとなるよう心から応援しています。

最後になりますが保護者の皆様、これから私たち教職員は一丸となってお子様の目標を叶えるため、全力でサポートいたします。どうか、本校の教育への深いご理解とご協力を賜りますよう、お願い申し上げまして式辞といたします。

令和5年 4月7日、麻布大学附属高等学校 飯田敦往

 

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