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入学式を挙行しました

2024年4月8日(月)、第64回入学式が挙行されました。

今年度302名の入学生が、麻布大学附属高等学校の新しい仲間に加わりました。これから3年間、様々なことを経験し、大きく飛躍してほしいと思います。入学おめでとうございます。

校長式辞は以下の通りです。

新入生の皆さん、入学おめでとうございます。教職員・在校生を代表して皆さんのご入学を心より歓迎いたします。
また、本日ご列席いただきました保護者の皆様には、心よりお祝い申し上げます。
さて、新入生の皆さん、いよいよ高校生活が始まります。高校の3年間は、皆さんが社会人へと成長するための
非常に重要な時間です。勉強はもちろん、学校行事や部活動など多くの仲間との集団生活を通して、多くのことを経験する場所です。
今、社会は急速に変化を繰り返し、これから未来を予測することがとても困難な時代です。
私たちの生活を便利にする新しい技術やアイテムが次々と登場し、一方で気がつくと消え去っています。
この変化の激しい時代だからこそ、我々が安心して社会生活を送るために失ってはいけないものがあります、それは、人と人とのコミュニケーションであり、人が人を支え合う豊かな人間生活です。
今日は、皆さんに本校での3年間を、楽しく有意義に過ごしてもらうための秘訣を2つ伝えます。
「1つ目」は、誠実な生き方を心がけることです。
誠実さとは何か、正直なこと、約束を守ること、また、相手の気持ちを考え思いやりを持って行動することです。
今、我々の身の回りでは、私利私欲のために平気で人を騙したり、人を傷つける人が増えています。
誠実な生き方とは、そういう行為を許さないという姿勢です。
ただし、常に誠実であるかどうかを問いかけていると、窮屈な生き方に感じてしまうので、自分が気持ちよく生活することで、周りの人も気持ちよく過ごせているかを考えてみてください、その気配りが誠実な人柄を作ります。
「2つ目」は、感謝の気持ちをきちんと相手に伝えることです。
これまで皆さんは、育ててくれたご家族やお世話になった多くの人たちへ、感謝を表す場面がたくさんあったと思います。
様々な分野で人から尊敬される人格者たちは、相手に感謝を伝えることが大変上手です。人の何倍も努力し、多くの失敗や挫折を乗り越えて目標を達成した偉人たちは、決して自分をおごることなく必ず応援し支えてくれた人たちへ、心を込めて感謝を伝えることができます。「ありがとう」という言葉は、幸せを呼ぶ魔法の言葉と言われます。相手に素直に感謝を伝えられる人は、幸福を感じる感度が高く、謙虚さが身についているひとです。
誠実な生き方を心がけて素直な気持ちで感謝を伝えることができれば、必ず多くの人に慕われ、良き仲間に恵まれ充実した人生を送ることができると思います。
本校での3年間が皆さんにとって実り多いものとなるよう、心から応援しています。
最後になりますが保護者の皆様、これから私たち教職員は一丸となってお子様の目標を叶えるため全力でサポートいたします。
どうか、本校の教育へのご理解とご協力を賜りますよう、お願い申し上げまして式辞といたします。
令和6年4月8日     麻布大学附属高等学校 校長 飯田敦往

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